「逆求人採用」という言葉を新聞やニュース等で目にした方も多いことでしょう。2015年以降、日本の就職活動現場で用いられるようになったもので、就活中の学生または求職者が求職中であることをアピールして各企業が声を掛けるというスカウトの手法を取った求人活動のことを指します。求職中をアピールする側は得意分野・求めている会社の種類を事細かく公表して、採用したいと声を掛けてくる企業があらわれるのを待ちます。つまり求職者主導の就職活動がおこなえるという訳で、限りなく理想としてる職場探しができるといえるでしょう。
就職活動は体力と時間をかなりの割合で消耗するものでもあり、大学生であれば学業が疎かになることも多々あります。逆求人採用を利用すれば、自身が求めてる企業から声を掛けてくれるので時間を有効活用できるというメリットも持ち合わせているのが特徴です。では雇用する側の企業にとってのメリットは何か、それは今現在会社が必要としている人材探しがおこなえるということが挙げられます。逆求人の場合、求職者が有しているスキルや特技・経験してきた職場などを公開されているので、面接をおこなう前に必要となる人材選択をして効率良く採用できます。